オーストラリア移住奮闘記

ワーホリ、Studentを経てパートナービザで移住!毎日挑戦にあふれたキラキラライフをお届けしたいと思います♡

なんでお腹の大きくない妊婦に席を譲らないといけないの?マタニティマークについて思うこと。

こんにちは、ヒナハナです*

 

今日は妊娠して感じたことと、日本のマタニティマークについて考えたことを書こうと思います。

 

なんでお腹もまだ大きくない涼しい顔した妊婦さんに席を譲らないといけないの?マタニティマークつけて席譲れアピール?幸せアピール?なんてこと思う人多いらしいですね。


私も正直妊婦さんに席を譲ったり労ったりする理由は、お腹が重いからということとつわりがあるからだと思っていました。


もちろんそれもありますが、そんなに単純なことだけじゃないんだと実感。

つわりのしんどさは想像をはるかに上回っていたし、心臓から1度に送られる血液量が1.5倍に増えることで疲れやすく負担も大きい。

栄養が胎児優先に送られて貧血気味になったりだるくなったりするし、お腹がまだそんなに大きくなくても体内で人間を作り上げてるんだから体が急激に変化していろんなところに痛みが出てくる。


仕事終わりに夕食の買い物をして両手に重い買い物袋ぶら下げて座れない電車に揺られているときは、本当に最悪の気分。妊婦じゃなくてもしんどいですよね。

疲れて電車で重いもの持って立ってるのがキツいのはもちろん転倒もよくないしぎゅうぎゅうでお腹を押されたり人にぶつかったりするのもよくないからすごく心配でストレス。

特にこオーストラリアでは妊婦なのかぽっちゃりなのかわからない人で溢れかえっているから、妊娠5ヶ月の私なんて妊婦に見えるわけもないしマタニティマークも存在しない。

日本に比べたらレディファーストだしマシだけど、やっぱりちょっとしんどいしたまにしゃがみこんじゃう。

つわりの真っ最中なんて毎日ビニール袋(エチケット袋)握りしめて通勤してました。


妊婦は電車は使わずタクシーに乗れとか働くなとか言う人、結構いるんですね。

マタニティマークに関する記事をたまたま読んでびっくり。とても悲しくなりました。

妊婦にだって生活があるんです。これからもっとお金もかかるだろうし職場にも迷惑がかかるから働かないといけないし、タクシー生活する余裕なんてないし。

それに妊婦ってもちろん幸せだろうけどみんなそれぞれいろんなことを抱えてるし、不妊の人のこと考えろとか言われても妊娠中に配慮が必要なのは仕方ないじゃない。

不妊の人のことを考えて子供は作るなとか妊婦は外に出るななんてこと言い始めたらそれこそ少子化で日本は終わっちゃうんじゃないかな。

不妊の人のことを考えると逆に産める人が産んで日本を支えるんじゃないの?

 

マタニティマークをつけていて悲しい目に合うんならつけたくないと思うけど、配慮が必要なときはつけたほうがいいと思います。

優しく気づかってくれる人もたくさんいると思います。
わたしは日本じゃないしマタニティマークもないから嫌な思いをしたことはないですが、日本ではそういう悲しいことがちょくちょくあるらしいので、聞いているだけですごく辛い。

妊婦だって外出するし、できるだけ避けたとして電車に乗ることはある。

お腹がまだそんなに大きくない時やつわりの時期じゃないときも、妊婦さんは大変。キツそうにも見えないのにマタニティマークつけて威張ってお姫様気分味わってるわけじゃないんです。(たまに偉そうな妊婦さんがいると少し腹がたちますが。笑)


私は自分が妊娠して色々調べたり実感したりするまでちゃんと知らなかったから、きっとあんまりわかってない人も多いんだろうなと思って、少しでも妊婦さんやマタニティマークに対する理解者が増えればいいなと思って、書きました。

周りでマタニティマークをつけている人やお腹の膨らんでいる人を見かけたら労ってあげてください。

間違ってもひがんでイジワルしたり、心無い言葉をかけるのはやめてあげてほしいです。


ちなみにまた違う話だけど、お年寄りや妊婦、怪我人とか典型的な席を譲るべき人じゃなくても、状況に応じて必要な人に席を譲ってあげたりするべきだとも思います。

若い男の人でも具合が悪そうなら席を譲ってあげるべきだし、日本の天井が低い電車で背がとっても高い人が狭そうに縮んで立っていたら席を譲ってあげたらいいと思います。


なんか私何様だよって感じになってしまいましたが、みんなが配慮し合えたらすごく暮らしやすい社会ができるなぁなんて、理想論ではありますが時々そんなことを思うんです。


締まりのない内容になってしまいましたが最後までお読みいただきありがとうございました*


ヒナハナ