イスラエル料理ご紹介*ユダヤ人の大変そうな習慣
こんにちは、ヒナハナです*
昨日は私が働いているカフェ(おそらくその周辺のカフェすべて)はとっても暇でした。
というのも昨日はJewish Holidayだったんです。
Jewishはユダヤ人のことで、私の職場も家もユダヤ人エリアにあるので、大いに影響を受けます。
このJewish Holidayは年に8回あるらしく、一般市民には何も関係ありませんがユダヤ人は信仰がとても強いのでユダヤ系のお店は完璧にお休み、ユダヤ人は絶対に「労働」をしてはいけません。
「労働」には車の運転や電化製品の使用、エレベーターやバスの「降ります」ボタンを押すことまで幅広く含まれてるので禁止で、何だか日本人からするととっても大変そう。。
でも教会にお祈りに行かないといけないから、みんな教会に歩いていける距離に住んでいるんですねー。土曜日もなにか決まりがあるみたいで、正装したユダヤ人がたくさん歩いてます。そしてJewish Holidayには断食もしないといけないとか。結婚もユダヤ人同士しかできないから、ユダヤ人のお客さんが彼女の改宗の手続きが完了するのにも何年もかかって大変って苦労していました。うむ、日本人シンプルでよかった!笑
まぁそんなこんなで昨日はとっても暇でした。
私の職場はイスラエル系のカフェなのでユダヤ人向けのメニューがたくさんあります。
イスラエル料理ってあんまり日本人には馴染みのないものが多いので少しご紹介*
これはファラフェルプレート!
左下の揚げ団子みたいなのがファラフェルというベジタリアンかつビーガンのヒヨコ豆から作られたコロッケ?パセリとかコリアンダーとかいろんなスパイスが入っていて、最初は変な味だと思いましたが、ハマります!お店にもよるんでしょうがたぶんうちのファラフェルはおいしい!笑
そしてその横のトマトときゅうりのサラダは「イスライリーサラダ」って呼ばれてて、定義はよくわかりませんが、細かく切ったダイスした野菜をレモン&ペッパーのドレッシングで和えたものがイスライリーサラダみたいです!
そしてその上のドロッとしたソースは、これまたひよこ豆から作られたフムスというもの。これはスタッフミール(まかない)用に出されたものなので手抜きですが、お客さんに出すときはこの上にタヒニというソースとオリーブオイル、パセリが乗ってきます。タヒニはフムスにも入っている練ゴマから作られたソースでよくファラフェルに添えて出されます。フムスはピタというパンに乗せてそれだけで食べるのもおいしいですが、私はこのプレートに乗ってるものすべてにつけて食べます。万能!
ちなみにピタは次の写真に載ってる丸いパンです。この写真は「シャクシュカ」というイスラエルの伝統的な朝ごはん。
これもスタッフ用で手抜きですが、お客さん用はパセリも乗ってもうちょっと見栄えいいです。笑
シャクシュカはベークドエッグとも呼ばれていて、トマトペーストといろんなスパイスが入ったスープに卵を落としてひとつのフライパンでひとり分調理してそのまま出すという感じですね。ピタはドラえもんのポケットみたいになってるので、そのポケットにスープ?具?を入れて食べます。それだけでかなりスパイシーなのに、さらに添えられたチリペーストを入れる人がいますが、おかしいです。笑 このチリペーストも伝統的なものですが、これをキッチンで作ってるだけでフロアにいる私の目はしょぼしょぼするし、くしゃみがでます。とにかく危険なほどスパイシー!!シャクシュカも、見た目以上においしくてハマるので一度試す価値ありです!
そしてこれはアンジェリータと呼ばれるパイ生地にフムス、イスライリーサラダ、ゆで卵をはさんだもの。
不思議な見た目ですが、これまたおいしい!現地のイスラエル人にはとっても人気ですが、なぜかアンジェリータで検索しても出てこない!みんなイスラエルの言葉で「マラワ」と呼んでいるのを聞くのでそっちでも検索してみましたが、出ない!あれー?
正体不明のアンジェリータですが、お客さんに聞くと日常的に食べるものだよ、だそう。
他にも細かいものはたくさんありますが、大まかにはこんな感じですね。
ちなみに私がハマってるーってご紹介したハルミチーズも中東からみたいですね!家でも買って使いますが、レパートリーは少ない。。いろんなカフェで学んでレパートリーを増やします!
イスラエル料理って、ここで働き始めるまで聞いたことすらなかったですが、おいしいものがたくさんあるんですね!
他にもいろんな国の料理が食べてみたいです*
ではお読みいただきありがとうございました*
ヒナハナ